いしわ内科皮膚科クリニック | 内科、皮膚科、健診、検診、美容皮膚科、アレルギー
 
トピックス
 

秋・冬のスキンケア〜保湿剤の塗り方

毎年10月頃になると、肌がカサカサし、手あれ、体のかゆみなど生じる乾燥肌で悩む方が出始めます。放っておくと湿疹になり、強いかゆみを生じます。

冬の皮膚トラブルを防ぐには乾燥から皮膚を守ることが一番大事。ひどくなる前にスキンケアを見直してみましょう。

入浴について

  1. 入浴時、石鹸は刺激の少ないものを選び、使い過ぎず、タオルやあかすりなどでゴシゴシ擦るのはやめて、手で泡立てて撫でるように洗って下さい。
  2. 湯船にゆっくりつかりましょう。保湿効果のある入浴剤を使用すると、湯上りの乾燥を抑えられます。

 保湿剤の塗り方


入浴後5分以内に塗りましょう。
風呂から上がったら5分もしないうちに皮膚の乾燥が始まります。身体を拭いてまだ少し湿り気のあるうちに全身に保湿剤をつけましょう。
肌が乾いていたら、水や化粧水で湿らせてから保湿剤を塗るとよいでしょう。

  1. 保湿剤は市販のものも皮膚科で処方されるものもほぼ同じです。
    肌に合うものを見つけて使用しましょう。

保湿剤について

保湿剤は使ってみて肌に合う感じで選んでください。塗った後、ピリピリしないもの、しっとり感が長く継続するものがいいでしょう。毎日使うものなので価格も継続しやすいことも大事です。肌の乾燥具合によって、夏場はローションや乳液、冬はクリームや油脂性軟膏と使い分けると良いでしょう。
皮膚科で処方される保湿剤は下記表を参考に。

小さい子供に使う場合は、じっとしていない子供にささっととつけられるローションタイプがおすすめです。乾燥が強い部位にはおとなしくなってから、ゆっくりクリームや軟膏を重ねるとよいでしょう。

睡眠不足、疲れやストレスは皮膚のバリアー機能を低下させ、肌を乾燥させます。お風呂にゆっくり浸かって疲れをとり、睡眠を充分取ることを心掛けましょう。

病院でよく処方される保湿剤

主成分
商品名
特徴
尿素 パスタロンソフト
ケラチナミン
ウレパールなど

保湿効果は高い
掻き傷が多い場合は刺激がある
手掌足底に向く
べたつき少ないクリーム、ローションタイプ

ヘパリン類似
物質
ヒルドイドソフト
保湿効果は高い
刺激が少ない
顔面にも使用可
べたつき少ないクリーム、ローションタイプ
ビタミンA含有
ビタミンA
トコフェノール含有
ザーネ軟膏
ユベラ軟膏など

手湿疹、手荒れに有効

その他
  
プロペト
(白色ワセリン)
アズノール
亜鉛華軟膏など 

刺激が少ない
顔面、眼口周囲にも使用可
水分の蒸散を防ぐ
消炎作用あり、湿疹や掻破がひどいときにも使える