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血栓症

血栓症とは、血管の中に血の塊(血栓)が出来て、それが血液の流れを塞いでしまうことによって、その先に血がめぐらなくなり、組織が壊死したり、脳梗塞や心筋梗塞を起こしたりします。

血管には、大きく分けて動脈と静脈の2種類がありますが、血栓が動脈硬化している部分にできると、動脈硬化で血液の壁にはりついているコレステロールがはがれた時に、壁に傷がついて、そこから血栓が発生し、徐々に大きくなって血液の流れを止める血栓塞閉症となります。

主な症状


一般的に血栓症は、静脈にできやすいと言われています。静脈は血流が遅いので、血が滞りやすいのです。エコノミー症候群といって、長時間飛行機に乗っていると、ふくらはぎがむくんできて、痛みを感じたりすることがありますが、これがひどくなるとその部位に血栓ができてしまいます。最悪の場合は、ゼリー状になった血栓が、血流にのって肺動脈に詰まって、呼吸困難や失神を起こす場合もあります。

長時間飛行機に乗る場合は、2〜3時間置きにトイレに行ったりして歩いたり、かかとやつま先を動かして足の血流を良くしたり、きついジーンズよりもゆるめのズボンやスカートをはいてリラックスできる服装にしたほうがいいでしょう。
また、寝たきりの患者さんなどにも、血栓ができやすくなるので、マッサージしたり、2〜3時間置きに体勢を変えてあげたほうがよいでしょう。

また、ピルを服用している女性も、血栓症になるリスクが、一般女性の3〜5倍程高くなります。これは低用量ピルに含まれているエストロゲンが、静脈血栓症に関係しているからです。特にピルを服用中に喫煙していると、血栓症になるリスクが150倍高くなると言われています。

予防策


血栓症を予防するには、とにかく血液をサラサラにすることです。つまり、水分をたくさんとって、コレステロールの高くない食生活、中性脂肪を減らして、ウォーキングなどの血のめぐりをよくする運動をすることです。特に、スポーツで汗をかいたり、入浴後や、朝目覚めた時には水分がかなり少なくなって、血がドロドロしているので、水分を多めにとるようにしましょう。ウーロン茶には、食事の油を吸収して排出してくれる効果があるのでお勧めです。また、禁煙はもちろんのこと、お酒も飲みすぎないようにしましょう。